「有難うJOE COCKER」
いつもより朝早く目が覚めた。
何もすることが無く
部屋の模様替えをした。
気分が優れるまで
部屋の配置換えをした。
5時になったので町に出た。
ビブレとジュンク堂の間に車を止めた
今朝に限ってギタ-を車に積んでいた
まだ町は眠っている。
ゴミ清掃車が3台
ビルの開くを待っていた。
寒さに痺れ上がりながら唄った
「一本の赤い薔薇」を
"友達の名は、ジョ-
この町の殺し屋
無口な奴だが俺のジョ-クじゃ笑う
波止場じゃ一人
モ-テルじゃ5人
真っ赤な薔薇置いて去っていく
朝日が無い町、俺達は育った
いつの間にか行く道は違って"
6時45分
いつものイタリアンレストランで
エスプレッソのダブル。
今朝はトリプルじゃなかった。
しかし、いつもより暖かかった。
7時15分
夜が明けてきた。
いつものカラスが
今朝はいやに鳴いた
スッカリ夜が明けてきた大都会
ここは天神、大名。
まだ
目を覚ますのに4時間の時間が必要だ。
帰ってきて
ソファ-に横になったら
急に眠たくなった。
気がついたら11時。
慌ててBORDERLINE RECORDに
新作「Alone」を納品に行く。
そう今朝行った
あのイタリアンレストランの
真横の二階にあるレコ-ド・ショップだ。
ミュ-ジック・マガジンが欲しくて
天神・博多駅・中州・箱崎と
車を飛ばしてそうつき廻ったが、
見当たらない。
ふと思った。
まだ今朝はFACEBOOKを開いていない。
疲れた頭に電撃は走った
"JOE COCKER死去70歳"
言葉が出ない。
俺の目標の人が...
心が痛い
信じられない....
昨日
ジョ-・コッカ-のCDを
聞いたばかりだった。
何故かLP盤の音が
出なかった事を思い出した。
一度、見たかった。
一度、目の前で
あなたの歌う姿を見たかった。
一度、遠くからでも
あなたの微笑むその横顔を見たかった。
JOE COCKER!
あんたの分まで唄い続けるけんね..
有難うJOE COCKER!